主に家電・エレクトロニクス・自動車メーカーなど、「電子部品を使う」製造業の設計・開発部門で働きます。製品から、ケースとメカ部分(モーター、ベルト、ギアなど)を除いた部分=回路の設計を行います。多くの場合、全体を設計する中で、回路部分の場所と広さ・形が決められ、そのスペースのなかに、半導体やコンデンサを配置し、それを接続していきます。いまの電子部品では、ほとんどすべてに写真技術を使って配線を焼き付けるプリント配線盤が使われるので、回路設計=プリント配線盤の設計と、考えてもよいかもしれません。
例えば、ゲームマシンは数年間のうちに飛躍的に高性能になっているのに、逆にマシン本体は小型化しています。このために、限られたスペースに部品を配置する回路設計は、より難しいものになっています。しかし、それだけに、「針の穴を通すような」正確な仕事で、要求に応えたときの満足感は大きくなります。
高校、大学、短大、専門学校など(電気工学・電子工学・システム工学、電気・電子系専門分野等)を卒業し、家電メーカー、エレクトロニクスメーカー、自動車メーカー、ゲームマシンメーカー、半導体メーカーなどの採用試験を受験するケースが多いようです。
仕事をするのに必須の資格はありませんが、関連する資格として、財団法人実務技能検定協会が実施するディジタル技術検定などがあります。
(参考)「回路設計」の類似職種・分野