家庭用電化製品・エレクトロニクス・自動車などを作るメーカーの設計・開発部門で働きます。半導体というのは、チップと呼ばれるシリコン板の上に、トランジスタやコンデンサなどの電子部品を写真技術で焼き付けたものです。タテヨコ数ミリの半導体に、数十万個の部品と同様の機能を持たせることができます。このための図面を、CAD(Computer Aided Design)・CAM(Computer Aided Manufacturing)を使って作るのが半導体設計です。年々高性能・高集積化は進み、最近では、ひとつの半導体にひとつの街ほどもある面積の図面が焼き付けられることもあります。このような広大な図面を地道な作業で作り上げていく仕事です。
この仕事には、CAD・CAMという設計専用コンピュータの中でも、特に高度な性能をもつ機械が使われます。これらを使いこなし、最先端の製品を作り出していく仕事だけに、大きなやりがいがあります。
高校、大学、短大、専門学校など(電気工学・電子工学・システム工学、コンピュータ・電気・電子系専門分野等)を卒業し、家電メーカー、エレクトロニクスメーカー、自動車メーカー、半導体メーカーなどの採用試験を受験するケースが多いようです。
仕事をするのに必須の資格はありませんが、関連する資格として、財団法人実務技能検定協会が実施するディジタル技術検定、社団法人日本パーソナルコンピュータソフトウェア協会が実施するCAD利用技術者試験などがあります。
(参考)「半導体設計」の類似職種・分野