化学・食品・医療品メーカーの主に研究所で働きます。細菌培養や酵素などの化学合成、遺伝子組み換えなどにより、将来の製品のために活かせる技術を育てていく仕事です。製品に直接つながらない研究を「応用研究」、具体的な製品のために技術を開発するのを「技術開発」といいます。たとえば、「さまざまな性質のアミノ酸を作り出し、これを活かせる新製品の企画が出るまでデータを保管しておく」=応用研究、「来年4月に発売されるドリンクのためのダイエット甘味料を開発する」=技術開発などです。
「培養する細菌の数を1時間おきに数える」「別々の株の花粉を受粉した植物の葉の形を調べる」など、非常に地道なデータ収集を行うことが多い職種です。学会に発表され世界に影響を与えるような研究も、こうした努力が基礎になっていることが多く、それだけに、研究や製品に結実したときの満足感も大きくなります。
高校、大学(大学院)、短大、専門学校など(化学・生物学・農学・水産学、自然・バイオ系専門分野等)を卒業し、化学・医療・化粧品・食品などの各メーカー及び研究所などの採用試験を受験するケースが多いようです。非常に高度な技術を使いこなすことが期待される仕事です。
(参考)「化学・バイオ系応用研究・技術開発」の類似職種・分野